会長あいさつ

和歌山県土地家屋調査士会の新しいホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

令和元年から和歌山県土地家屋調査士会の会長に就任しています服部正と申します。昭和63年登録の57才でございます。どうぞよろしくお願い致します。

新元号「令和」の年に選任され、心機一転、会務運営に頑張ろうとしていた矢先に新型コロナウイルス感染症の蔓延で、今までとは違った会務運営を余儀なくされてしまいました。とは言うもののそういった状況のなかにおいても土地家屋調査士制度制定70周年記念事業を会員の皆様や関係各位のご協力により無事終えることが出来ましたことを大変嬉しく思います。又、昨年度来より着手していました当会のホームページリニューアルが完了し、皆様に公開する運びとなりました。これもひとえに会員皆様や関係者の方々の御支援、御協力の賜物と理解しております。コロナ禍においても新しいホームページは、力を発揮してくれるものと確信をしています。経費削減やペーパーレス化も念頭に置いたものです。当会から発信する無料相談会や献血活動の情報等も今まで以上に迅速に対応して参りたいと思います。又、会議の開催通知や資料の公開等についても同様でございます。

さて、我々土地家屋調査士は、国民の皆様の大切な不動産（土地・建物）を詳細に調査・測量し、
法務局の登記簿表題部に登記をすることで、安心して取引できるようにすることを業としています。

また、土地の筆界（地番の境界）に関しては、唯一の国家資格であります。境界がわからない、お隣さんと境界でもめている場合などに利用する法務局の筆界特定制度においても筆界調査委員としてサポートしています。また、表題部所有者不明土地解消作業においては、当会から所有者等探索委員を法務局に推薦し、任命を受けて解決作業にあたっています。

裁判によらない境界紛争解決制度「境界問題相談センターわかやま」を開設して弁護士とともに紛争の解決にあたっているところでございます。

他にも政府の方針である所有者不明土地問題の解消に向けた登記所備付地図の整備事業や
空き家問題など「土地」「建物」に関することは、近くの土地家屋調査士やこのホームページを利用して、お気軽にご相談ください。

会長　服部 正